Autodesk Product Portfolioパンフレットの表紙。黄金比を用いたグリッド設計に基づく、知的で洗練されたローカライズデザイン。
Autodesk Product Portfolioパンフレットの表紙。黄金比を用いたグリッド設計に基づく、知的で洗練されたローカライズデザイン。
パンフレットのブランド紹介ページ。ビルとチェアの3Dビジュアルと、和欧混植の微細な調整により可読性を高めたタイポグラフィの融合。
パンフレットの目次ページ。製品カテゴリーを色と位置で分類した独自のインデックス・タブにより、膨大な製品群から目的の情報を一瞬で引き出せるUI。
パンフレットの製品チャートページ。各製品の機能を可視化したマトリクスと、精密さと創造性を象徴する発光する地球儀のビジュアル。
パンフレットのKinetix(キネティクス)製品紹介ページ。3D Studio MAXによるモンスターと人間の対峙シーンを印刷物として高品質に再現。
パンフレットのGIS製品紹介ページ。和文タイポグラフィのウェイト調整や余白の再構築により、日本市場に最適化させたローカライズデザイン。
パンフレットのAutoCAD Map紹介ページ。ソフトウェアのスクリーンショットの色調補正を徹底し、複雑な地図データとデジタル画面の質感を瑞々しく再現。
パンフレットのMechanical Design製品紹介ページ。Geniusの複雑な機械部品の3Dレンダリング画像を、解像度管理を徹底して高品質に印刷。
パンフレットのMechanical Desktop紹介ページ。製品が持つ精密さを象徴する、揺るぎない安定感と知的なリズムを紙面上に実現した誌面構成。
パンフレットのDesign and Drafting製品紹介ページ。AutoSketchなどの製品群を、黄金比に基づいた厳密なグリッドシステムで体系化。
パンフレットのDesign and Drafting Products紹介ページ。AutoCAD LTの機能を体系化し、精密な配管部品の断面図を和文タイポグラフィと黄金比グリッドで美しく構成したローカライズデザイン。
Design and Drafting Productsのカテゴリートップページ。赤いタブシステムと、Autodesk製品で制作されたビルの3Dレンダリング画像を印刷物として高品質に再現した誌面デザイン。

Autodesk Product Portfolio

Autodesk社の多岐にわたるソフトウェア群を体系化し、日本市場向けにローカライズした製品ポートフォリオ・パンフレットの制作。 世界標準のブランドガイドラインを厳格に遵守しながら、日本のビジネスシーンに即したエディトリアルデザインとアートディレクションを実践しました。 単なる情報の翻訳に留まらず、ブランドの「思想」を日本のクリエイティブ層へ正しく届けるための視覚言語を構築しています。

ブランディングと機能美の融合

  • 黄金比を用いたグリッド設計: 誌面構成の根底に黄金比(1:1.618)を採用。Autodesk製品が持つ精密さと創造性を象徴する、揺るぎない安定感と知的なリズムを紙面上に実現しました。
  • 直感的なタブシステム: 印刷媒体でありながら、デジタルデバイスのUIのような操作性を追求。製品カテゴリーを色と位置で分類した独自のインデックス・タブにより、膨大な製品群から目的の情報を一瞬で引き出せる高い検索性を備えています。
  • デジタル質感の高度な再現: ソフトウェアのスクリーンショットを印刷物として最適化。解像度管理と色調補正を徹底し、モニター上の発光感を紙面上で瑞々しく再現することで、製品のリアリティを追求しました。
  • グローバルブランドの最適化: 本国のブランドアイデンティティを維持しつつ、和文タイポグラフィのウェイト調整や余白(ホワイトスペース)の再構築を行い、日本固有の文脈に合わせた洗練されたローカライズを完遂しました。

クリエイティブの総括

本プロジェクトの核心は、ブランドの厳格な規律(Consistency)と、ユーザーへの親切な情報設計(Usability)をいかに高い次元で融合させるかにありました。 1990年代から培ってきたエディトリアルデザインの知見を、最新のデジタル製品の解説に注ぎ込むことで、時を経ても色褪せない「情報の器」を構築しています。 この「複雑な情報を美しく体系化する」設計思想は、現在のMARZ DESIGNが提唱するUI/UXデザインの基盤となっています。